てんとうむし「点灯虫」

metacm

2010年02月13日 08:27

小学生の頃、自分の自転車には「てんとうむし」が付いていた。「てんとうむし」というのは昆虫ではなくて、自転車のライト「点灯虫」のこと。それまでの自転車ライトは、タイヤの側面にモーターみたいなものをこすりつけて発電するもの(今でもそうだけど)しか見たことなかったけど、たまたま自分が買った自転車には、タイヤの中心の部分が太くなっていて、その中に発電するための機械が入っているようだった。

夜暗くなるとセンサーが感知してライトを自動的につける。しかも従来のものではライトをつけるとペダルに負荷がかかるのに対し、点灯虫は全く普段と変わらないペダルの重さでライトがつく。これは画期的ですごい自転車だ、と小学生ながら感動したものだ。

でも、便利だと思ったけど、それほど普及はしてなかったような気がする。自動センサーはいつのまにか壊れてしまい、直しようがないから、負荷がかかっても従来のライトのほうが簡単に修理できるのがよかったのかな。